がん治療の記事一覧

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がんの検査法

がんの検査には様々な方法があります。がん検診の際には、検査内容についてよく知っておく必要があります。・PET(Positron Emission Tomography = 陽電子放射断層撮影)陽電子(ポジトロン)を放出する放射線同位元素で標識された薬剤を注射し、薬剤の体内分布を特殊カメラで映像化します。細胞の活動性を画像化するため、悪性腫瘍の性質(悪性度)の診断や転移・再発巣の診断、治療効果の判断に有用性が高いです。PETでは超早期のがん...

がん対策基本法

日本では、年間30万以上の人ががんで亡くなっています。発症者はその倍の50~60万人います。高齢化に伴って、がんになる人がこれから増加すると推測されています。日本のがん対策は1984年「対がん10か年総合戦略」が始まりました。2004年からは「第3次対がん10か年総合戦略」が始まっています。そして、2006年に「がん対策基本法」が成立、翌年4月施行されました。2006年、民主党の山本孝史参議院議員(2007年12月死去)ががん患者で...

特定疾病保障保険

特定疾病保障保険は、保険会社によって特定疾病保険、3大疾病保障保険、重大疾病保障保険などとも呼ばれています。がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中(くも膜下出血、脳内出血、脳血栓、脳梗塞など)によって、所定の状態になった場合、死亡保険金と同額の保険金が受け取れる保険です。ただし、支払われる条件が会社によって異なるので、約款の確認が必要です。特定疾病保険金を受け取った後は、主契約として契約した場合には...

がん保険・がん特約

もし、がん治療が必要になった時のことを考えて、がん保険に入っている人、生命保険にがん特約をつけている人、これから入ろうと考えている人は多いと思われます。がん保険は、保険の対象になる病気をがんに特定した医療保険です。がんによる入院給付金は無制限です。注意しなければならないことは、がん保険は契約してから90日もしくは3ヵ月後(会社によって違います)、保障が開始されることです。この90日もしくは3ヵ月を待ち期間...

がん患者に対する様々な給付・減免制度

身体障害者などに対し、日常生活を補助するための、補装具(車椅子など)の支給や日常生活用具の給付があります。補装具には、肢体障害者のための車椅子や歩行器、歩行補助つえ(一本杖を除く)、円座、義肢などがあります。身体障害者手帳、補装具費の支給申請見積もりなどの申請が必要です。利用者負担は原則1割となります。日常生活用具の給付には、障害に応じて様々なものがあります。申請に必要なものは障害者手帳(身体・療育・精...

障害年金

障害年金には、国民年金加入者が受給できる障害基礎年金と、厚生年金加入者(被保険者)対象の障害厚生年金があります。身体障害者手帳取得の有無は障害年金受給とは関係ありません。・障害基礎年金国民年金加入中に初診日のある疾病により障害の状態となった人、もしくは加入をやめたあと60~65歳で国内に住んでいる時に障害となった人に支給されます。初診日が20歳未満の人は、等級の1級・2級に当てはまるとき、20歳になった時より...

がん治療と医療費 ― 身体障害者手帳

身体障害者手帳とは、身体障害者が各種援護を受けるために必要な手帳です。がん治療により、人工肛門をつけた場合などが身体障害者に相当します。次の障害の人に交付されます。手帳の等級には1~6級があります。肢体不自由の7級の方には手帳の交付はありません。・視覚障害 1~6級・聴覚障害 2~4級・6級・平衡機能障害 3級・5級・音声機能・言語機能・そしゃく機能障害 3級・4級・肢体不自由 1~6級・内部障害(心臓・腎臓・...

がん治療と医療費 ― 高額療養費

がん治療をする上で大きな問題になるのが医療費です。がん治療は長期間に渡るので、医療費は家計を圧迫しかねません。しかし、高額療養費や身体障害者の医療費負担枠、障害年金など上手に利用することで医療費の負担を抑えることができます。医療費の減免が認められるのに、高額な医療費を負担し、それが重圧とならないよう、利用できるサービスがあるかどうかを調べることも大切です。医療費負担を軽減することもまた、大切ながん...

秋田県の玉川温泉

秋田県の玉川温泉は、がん患者が集まる温泉として有名です。新幹線田沢湖駅からバスで80分、もしくはJR鹿角花輪駅からバスで1時間の場所にあります。玉川温泉の泉質は、pH1.05という強酸性の湯で、軽い発泡性があります。微量の放射能が温泉水、湯華、土砂に含まれています。源泉は98度の高温です。ここで、生成、産出されるラジウムを放射する北投石は特別天然記念物です。一般の温泉ようにお湯につかるのではなく、岩盤浴が有名...

がんの温熱療法

がん細胞は増殖する力は強いのですが、正常細胞に比べ熱に弱い特性を持っています。がん細胞は41度でダメージを受け始め、42.5度で死んでしまいます。この性質を利用したがん治療が温熱療法で、ハイパーサーミアとも呼ばれます。正常細胞は加温しても体温を一定に保つ体の働きにより細胞が守られますが、がん細胞は加温によって高温となり、死滅してしまうのです。温熱療法は単独でがんを治癒することは難しく、化学療法や放射線療...

子宮体がん・子宮頸がん

女性に多いがんである子宮がんは、子宮体がんと子宮頸がんがあります。子宮体がんは、子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮内膜の細胞が異常増殖する病気です。しかし、生理のある人ならば毎月の生理によって子宮内膜も毎月剥がれ落ち、がんになる前に排出されてしまいます。そのため、規則正しい生理のある人は、まずかからない病気で、かかるリスクの大きい人は生理不順の人や更年期の女性です。初期症状のサインは、閉経前の人ならば生...

抗がん剤

多くの種類のある抗がん剤は、がん治療に欠かせないものです。がん細胞の分裂が早いことから、がん治療で使われる抗がん剤は、分裂の早い細胞を攻撃する特徴があります。抗がん剤と言えば強い副作用が想像されますが、抗がん剤の進歩はめざましく、また副作用を和らげる薬もできています。がんが全身に散らばる可能性があって、局所の手術などでの治癒が難しい場合などで用いられています。がん細胞は、DNA合成や細胞分裂を頻繁に...

健康食品の危険性

がん治療を続けながら、健康食品を利用している方は少なくありません。確かに健康食品は薬ではなく食品ですが、摂取する方法によっては、健康になるどころか逆に健康を損ねてしまう危険性もあり、決して過剰に摂って良いという訳ではありません。ここでは、そんな健康食品について考えていきましょう。さて、健康食品とは何でしょうか?一般に販売されている健康に配慮した食品には特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品があります...

ホルモン療法

乳がんが早期発見された山田邦子さんが、外科手術、放射線治療の後、受けているがん治療がホルモン治療です。ホルモン療法とは、抗ホルモン剤の投与により血液やリンパ液によって全身に散らばった可能性のあるがん細胞の増殖を抑えて、がんの転移・再発を防ぎます。この療法は、ホルモンが関係する乳がんや子宮体がん、前立腺がんなどに効果のあるがん治療です。がんの成長に必要なホルモンを止めることで、がん細胞に栄養が届かず...

山田邦子さんの乳がん治療

タレントの山田邦子さんは、2007年3月、テレビ朝日系列「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」の出演後、番組で紹介された家庭でできる乳がんの視診・触診によって乳房の中のしこりを見つけました。番組では、乳がんのしこりが触るとどのような感覚なのかを、肉まんの中の梅干の種のような感覚と紹介し、邦子さんが触診したときにも、そのような感覚があり、しこりとわかりました。検査の結果、左に1つ、右に2つの小指の先ほ...

悪性胸膜中皮腫とアスベスト

平成19年1月、医薬品会社の日本イーライリリーの悪性胸膜(きょうまく)中皮腫向けの薬、ペメトレキセド(商品名アリムタ)の製造販売が、厚生労働省から承認されました。悪性胸膜中皮腫は進行してから診断されるため、それまで有効ながん治療の方法がありませんでした。悪性胸膜中皮腫は、静かな時限爆弾と言われるアスベスト(石綿)吸入が原因のがんで、発症は曝露から20~50年とされています。中皮は、肺を包んでいる肺膜、胃腸・...

肺がん

肺がんは大きく分けると、小細胞がんと非小細胞がんに分けられます。非小細胞がんは、さらに下記のような種類があります。・腺がん内臓の分泌物を出す腺組織にできるがんで、肺がんの60%を占めます。・扁平上皮がん肺の入り口付近にできる、気管から気管支内部を覆っている細胞組織にできるがん。喫煙との関係が大きく、非喫煙者はほとんどかかりません。転移が遅いので、完全にがんを切除できると治癒の可能性が高く、放射線治療...

肝臓がんの治療

肝臓がんは肝臓から発生したがんである原発性肝がん、他臓器から肝臓に転移したがんである転移性肝がんの2つに大きく分けられます。肝細胞がんと胆管細胞がんが、原発性肝がんの95%を占めます。残りの5%には、肝細胞芽腫(小児の肝がん)、成人の肝細胞・胆管細胞混合がんなどがあります。成人の肝臓がんの90%は肝細胞がんです。肝臓がんの治療は、外科療法、穿刺療法、肝動脈塞栓術が中心です。この他に、肝臓のがん治療には放射...

肝臓移植

がん治療の1つに臓器移植があります。進行性の肝臓がんへのがん治療の最終手段が肝臓移植です。日本では、1997年に臓器移植法が施行されました。1989年から血縁者や配偶者等が自分の肝臓の一部を提供する生体肝移植が行われており、臓器移植法が施行されてからも脳死肝移植の数は少なく、生体肝移植の数は増加しています。生体肝移植は2004年から保険適用ができるようになりました。日本では、次の症例の人が肝臓移植の対象となり...

肝臓がんと肝炎ウイルス

肝臓がんは発生の要因がはっきりしているがんの1つです。主な要因は、肝炎ウイルスの感染です。長期に渡るウイルス感染によって肝細胞で炎症・再生が繰り返されて遺伝子が変異し、それが積み重なり、肝臓がんへと進展する要因となっています。肝炎ウイルスにはA、B、C、D、Eと様々な種類がありますが、肝臓がんに関係するものは、BとCです。世界の肝臓がんのうち約75%がB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスによるものです。そのため...

3大がん治療法

がん治療の方法である、外科的手術、化学療法、放射線治療をまとめて3大がん治療法と呼びます。ここでは3大がん治療法についての説明をしましょう。・外科的手術最も一般的ながん治療の方法です。初期がんの場合に大きな効果を発揮します。がんと、がんの取り残し防止のために周囲の組織とリンパ節を取り除くことがあります。がん発生の臓器すべてを取り除く全摘術、一部を残し大部分を取り除く亜全摘術、がん発生部分だけを取り除...

最新のがん治療 ― 分子標的治療・新生血管抑制治療

ここでは、最新のがん治療である分子標的治療と新生血管抑制治療について説明します。・分子標的治療分子標的治療とは、正常細胞ががん細胞へとなる過程で、がんの成長・増殖に関わるタンパク質や酵素などの特定の分子に作用する薬剤を使用してがんの増殖・転移を阻害し、がん細胞を狙い撃ちにする治療方法です。抗がん剤が正常細胞も攻撃してしまうのとは違い、分子標的治療薬は、がん細胞へピンポイントで攻撃するので、分子標的...

最新のがん治療―遺伝子治療

現在行われている最新のがん治療の1つに、遺伝子治療があります。遺伝子治療は手術などとは違い、副作用の少ない治療方法です。遺伝子治療には下記のものがあります。・免疫遺伝子療法体の免疫力を強くし、それによってがんを治療する方法です。免疫とは、ウイルスや細菌、がん細胞を異物と認識してそれを攻撃し排除する、体が持っている機能です。リンパ球の、がんへの攻撃力を遺伝子操作によって強化して体内に戻す養子免疫遺伝...

胃がんの治療

胃がんは2006年日本の部位別がんでの死亡数では、男性が2位、女性は1位です。胃がんは胃粘膜内の細胞がなんらかの原因でがん細胞となる病気です。また、粘膜ではなく胃壁におこるスキルス胃がんもあります。胃がんの場合、手術が一般的で最も有効ながん治療です。胃の切除と周辺の転移の可能性のあるリンパ節を取り除きます。病変が浅く、リンパ節への転移の可能性が極めて低い場合に行われるがん治療は、内視鏡的治療で、手術では...

大腸がんの治療

大腸がんは、発生部位により、盲腸がん、結腸がん、肛門に近い場所にできる直腸がんに分かれます。がんの症状は、血便、貧血、下痢と便秘の繰り返しなどがあります。最近の定期健診では必ず便潜血反応が行われ、大腸がんが発見されることも多くなりました。大腸がんの検査では、注腸造影検査(肛門からバリウムと空気を注入してレントゲン写真をとる)と大腸内視鏡検査が主流です。内視鏡検査で悪性のポリープが見つかるとその場で切...

乳がんの治療

乳がんの治療には、外科療法・放射線療法・薬物療法があります。ここでは、そのがん治療の種類について説明しましょう。外科療法では、以前のように乳房の大きな切除は少なくなっています。手術では、患者の希望を前提にして、がんのある部分のみ取り除き、できるだけ乳房を温存する方法を検討します。がんの広がりが大きい場合には温存するのは難しく乳房全体を切除することが多くなります。日本乳がん学会の基準では、がんの大き...

乳がんの検査

乳がんは早く見つけるほど、再発や転移の可能性が低くなります。近年、早期発見につながる画像診断の技術が進み、がん治療の技術も格段に進歩しています。乳がんの検診で行われるのは、医師の視診・触診、エコー(超音波)、マンモグラフィです。がんの可能性がある場合は、細胞診や組織の検査が行われます。・エコー(超音波)検査乳房に超音波を当て、その反射によってできる画像により診断するもので、痛みはありません。しこりがあ...

乳がんの自己検診

乳がんは、日本の女性の18人に1人、年間4万人以上かかる病気です。2005年の日本の女性の部位別がん死亡数の中では、胃、肺、結腸 、肝臓に次いで乳房が5位であり、女性がかかるがんの第1位です。乳がんは、自分で触って見つけられる可能性のあるがんです。早期発見のためには、月1回、自分で乳房を触ってチェックしてください。自己検診の方法は、上半身の映る鏡の前に立って、乳房の形や左右の乳房に違いがないかなどをチェックし...

がん治療薬としてのサリドマイド

サリドマイドは、昭和30年代に睡眠薬として販売されたものの、このサリドマイドを妊娠中に服用した女性から、四肢の一部ないし全部、耳がないなど体に以上をきたした赤ちゃんが生まれ、社会問題となった薬です。1962年(昭和37年)に販売中止となりました。しかし、このサリドマイドは血液のがんである多発性骨髄腫の治療に効果が認められ、医師がサリドマイドを個人輸入して患者に投与することが増加しました。平成17年、厚生労働省...

「がん」とは何か

人間の細胞は、通常、生体の制御のもと必要な増殖調節を受け、体の各部分でそれぞれの働きを持って活動しています。細胞には寿命があり、寿命を終えた細胞は新しい細胞と入れ替わります。しかし、その細胞が外的や内的な原因で、制御ができなくなり無秩序に異常増殖していくのが腫瘍細胞です。この腫瘍細胞には良性のものと悪性のものがあります。良性腫瘍は増殖がおだやかで、臓器や生命に大きな影響を及ぼしません。悪性腫瘍が「...

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